過去56年間の実例

133、 人は今が幸せであればその幸せは何時までも続くと思い、何等心配等することもなく楽しい
日々を過ごして行くのだ。そして怪我や病気や災難に遭う事など想像することも出来ない。しかし
運命の歯車は時として非情なことを引き起こすこともあり、それを伝えても無視される。誰でも良く
ないことを告げられれば聞きたくないし信用したくないのだ。
 今迄も55年間以上に亘り伝えて的中させてきたのであるが今回もやはりであった。
 実例を示せば会社に行く途中に事故に巻き込まれ一度ならず2度も起き完治せぬ内に再度巻き
込まれ車も3台も潰してしまい流石にショックが大きい。元を正せば自分が招いた災難である。
伝えても無視すれば下手をすれば命さえ狙われることもあるのが天部の神の逆襲なのだ。
 関わらぬに越したことはない・・・・・・

134、自己の欲ばかり考え常に金・金のみ言う女性がいた。周りの人もうんざりで常に嫌われていた。
こう云う女性は金が命と思うのである。そして人の心も金でしか量ることができない今の政治家と悪事
を為す輩と同じである。しかし長くは続かず強欲が天部の神の怒りに触れ○○○に罹り長い間入院す
ることになった。金は生活の為には大事なのはわかるが常に強欲も度が過ぎ御神仏への非礼を行え
ば一生陽の目を見ることもなく暗黒の世界に突き落とされるのだ・・・・・・

135、「どうも近頃体調が良くなく何かサワリがあるか見て貰えませんか?」との相談である。既に
この人は人の恨みを買っており話は去年に遡るのだ。
 トラブルが起き相手はまだ後遺症で苦しんでいる姿が出る。しかしこの人物は素知らぬふり・・・・
つまり誠意を示すことも無く遂に相手は○○する、しかもこの被害者は相手の家でそれを決行した。
 それは大変でしたね、等と声を掛けるほど・気にするほどやわとおもうのか?人の道があるのだ。
 自己の利欲のみにしか集中できない言わば外道への相談などに関わるほど暇ではないのだ。


136, 他のところで見てもらうが一向に改善せず訪れてきた相談者。神前に通して見ればもう既に霊の
サワリが出ているのを見た。それなのに、銭儲けばかりしてる人物には何の効き目もましてや解明も
できずに騙す。
 この相談者へ悪事を働く悪霊はこの相談者を当然の如く悪事へと引っ張るのだ。その証拠に頭に
は目が引きつる女の悪霊が見えた。そこで聞けば調伏祈祷で退治することにした。
 身体も以前のように軽くなりそれとともに仕事も新しく決まったと聞いたのは翌月だった・・・・

137, 最近身内の者の様子が何か変、とのことで御神前にお願いして見ると意外なことが映し出され
た。その侭伝えるしかなく「奥さんが○○ですね」と伝えると、「私もそうだと思いました、ここ2ヶ月くら
いからだと思います」と言う。
 信頼関係も僅かな隙間で脆くも崩れ去るのだ。本人も平然とはできないと見たが、夫婦でよく話し
合い解決して行かねばならないが神前に映し出されたことで今後は○○となると見た冬の相談所で
あった。

138、一般の者にはわかる筈もなくただただ霊のせいにされることがあるが、見えていないもののせい
にして大騒ぎするのは昔からある商法であるからして、その霊の正体を明らかにしてきた。 そして
今回のその正体はまだ幼い子供であるにも係らず力が強いのであった。悪さをする霊体はどこにで
も居てとりつく相手を狙っているのだ。例えその霊体が子供であっても同様である。
 一瞬、憑依され暗黒の世界に引き込まれそうになったが跳ね返してこの同情すべきでない子供の
霊と戦い調伏することができた。依頼人もさすがに怖かったと思う・・・・・

139、熊本の店舗はその大多数はどこもかしこも殆ど同じである、何が同じかと言えばお客に対する
応対の悪さである。こちらが質ねても満足に答えることができない。また一部の店員を除き挨拶や口
の利き方も知らない店員が殆どである。
 だからと思うが皆福岡にお客は逃げて行く。これは50年経過しても変わらないと断言できる。経営者
は店舗や宣伝・広告にばかり金を掛ける前に店員教育をすることが大事ではないかと思う。
 こう云う店舗に限り毎日の日々の売り上げで頭を抱えているようだ。
 
 やはりこれと似た淋しい店舗があったがどちらがお客かわからぬ店員の態度にいい加減感情が
イラつかされ胃潰瘍になりかけていた経営者からの相談であったが、足を引っ張る店員がいてこの
せいで店舗も売り上げ減、買い物にきてストレスになるようだ。人間には自分の悪態、棘言葉を周り
に発する人間がいる。相談され決断するよう話した。
 今では以前からのお客も戻り大きな賑わいまで取り戻し感謝された。

140、「誰に話しても信じてもらえない、聞いてもらえない」と言う女性。ある日ひょんなことからそれを
聞いてしまう。見れば頭の上には変な霊体がいる。成程このせいで頭が痛く毎日薬を飲んでいると。
すぐに数珠で祓ってみるとたちどころに退散して感謝された。
 思いを遂げられずに成仏できない霊体は人に憑依して思いを遂げるその相手を探している・・・

141、何かに付けて色々用事を言いつけてこき使う男がいた。人の気も知らずに職場では嫌われ者で
有名であった。しかし皆我慢して耐えていた。昔からこう云う男はどこにでもいて職場のゴミ的な存在
なのであるが反発すればあとが怖いので誰も言うこともできない。
 しかし御神仏に頼んでおとなしくさせる方法は存在している。
 会社でやりたい放題、品物も○○と云う犯罪まで犯しても明るみに出るまでは続けるのか?
 その後原因不明の熱に侵され仕事にも身が入らないようになり遂に入院となり、10日後に退院して
来たが、商品を○○も発覚して遂に首になった・・・・・・

142,今日は御神仏の御縁日なので示している。やはり人に迷惑をかけるヤカラはどこにでもいる。
人種が違うことも多いしそもそも迷惑・他人の迷惑と云う言葉さえ知らない。そして人が困ると喜ぶ。
 こう云う人種には過去の実例で骸骨や獣がとりついて操作をしていたこともあった。迷惑などどこ吹
く風・・・
 その後考え込むような状態に陥り、その三年後に○○で倒れイキタエタ。
 このことから他人に迷惑ばかりかけて平気で過ごせるやからは寿命も短いことがわかる・・・・

143, 年齢を重ねれば他人に迷惑をかけない生き方をするものだがなかにはそんなことは関係ないと
思うヤカラも存在する。そんな者に限り人前では善人面して振舞うが御神仏は見ているようだ。
 神をお祀りしてる言わば神域にゴミを蹴散らしそれはひどいものであったが、やはり神域の罰は起
きるものである。
 或る時急にめまいが起きあっけなくそのままイキタエタ。葬式もすぐにはできなかったらしい、成人息
子がいるがこれも似たり寄ったり・・・・

144、その時は自分の思うようになってもそれがなかなか継続しない事は多いものである。良い事より
も悪いことの方が世の中は多い。だから人は、大多数の人は、努力をする。しかしその努力が何年も
実らなければ苦しさは増す。そこで賢い人達は神にお願いしてその願いを叶えてもらおうとする。
なぜかと言えば努力だけで何でも解決するのであれば神はいらなくなると云うものだ。
 ある日妻が電話をしてきたことがあるが、その時に夫が占いや神よりも人間努力だと言いせっかく
の妻の向上心を摘んでいるのだ。こんな無理解な夫と暮らさねばならぬ妻は不幸であるが、こんな夫
の妻が家を出て行けば一番困るのはこの駄目夫であることは歴然としている。ひいひい言うて飯や
掃除や洗濯をする姿が見える・・・・
 これと似た様な妻が来堂したが思い切って実家に帰り捨ててやれば夫も改悛するかも知れないと
言われていたが「無理ですよ、こう云う性格は生涯治らないから」と伝えたがその後ろくなことはなく
やはり1年後に離婚となり、いまでは日々明るい自分が取り戻せましたと、お礼の手紙が遥々北海道
より届いた。
 変な性格、良い方に味方しない性格は生涯治らないのである・・・・

145、蛇の障りは、しつこく付き纏う。そのため注意しなければならない。先々月も母親からの相談が
あったのであるが子供が熱を出して夜中に苦しみ救急車で病院に運ばれたのであるがこれが調べて
見ると蛇の悪因縁による熱病と判明した。実際会社の敷地内に蛇が出現してこの親を恐れさせた。
 そして子供はその侭入院となったがこの蛇の障りを解く祈祷を当祈祷院で行ったのであるが何か
おかしい・・・
 その日はそれで終わったのであるがまた数日後蛇が出現したらしい、蛇を叩き潰す祈祷をしたの
では無くこの子供に関わる悪因縁を解く祈祷を行ったところを勘違いされたようだ。
 普通はまた出現した蛇がいれば同じ蛇か、別の蛇かもわからず、また蛇にかたちを変えていること
もあるが本来はもう一度依頼して蛇を鎮めるための祈祷ののち調伏するのだが来堂がないし依頼も
ないのでその後のことは全然わからない。
 蛇のような悪因縁をもつ、しつこい悪鬼畜の祈祷は数回かかる事もある、1回でとれるなど珍しい事
である。それもその人のうけた因縁の深さに拠る。崇めたてまつること等しているといつかはヤラレル。
 以前来堂してきた人にも蛇の悪因縁が憑依して退散させたことがある。この相談者は舌をぺロぺロ
と出し蛇そのものであり蛇の匂いまでしていて誠に気持ち悪いものであったが修験道による祈祷で
降伏退散させたことで感謝された。
 金・カネカネと機知外のようになりのめり込んでいるといつかこのようになる・・・・

146, 人は色々な悩みを抱えて日々過ごしている。その悩みに対する考え方としては基本「努力」で
ある事には代わりがない。しかしその努力が問題なのである、常に努力をすれば何でも実を結ぶと
云うのは我々に言わせれば無知と言うしかない。寿命が尽きるまで努力をし続けねばならない。
 努力をしたからには必ず実ると云うものであるならば神もビックリであろう。
 経験もないくせにシロウト相談員が多いのもこの国の汚点である・・・・
 そんな或る日ほかの占い屋に行き見て貰い言われたことを実行したが少しも良くならず悩んでた
人がいたが、詳しく聞いてみればただのカネ騙し盗りの占いもどきであった。おまけに占いに向いて
いるなどとほざいて毎月勉強に来なさいと数十万円もの金を払わせた女占いもどき屋、こう云う類の
女は昔からいる。
 不運の原因を掴んで示したことで翌月には問題が劇的に解決したため大変感謝された・・・・

147、今日は吉野山での儀式及び山伏行列にも参加した。昼前には全て終わりこれで一息つけた。
歴史と由緒ある伝統行事に参加できたことで役行者尊への偉大なる力を改めて想う。
 帰りに同じ行者・先達の人から俺はどうだろうか?と手を出されて見て欲しいと言われて拝見する
ことになった。噂は広まるもので誰かから聞いたらしい。見てあげると、若いときは元気者であった
ことを示す線が出ており外見とはまた違うものだと思ってしまう。今後は家業にも継続して力を注ぎ
人の為にも気力を出して行かれることを伝えると、とても喜んでおられたのであった・・・・

148, 急に身体がこわばるようになり思うように動きませんがこれは何かあるのでしょうか?との相談
である。もうかれこれ21年間相談をうけていてその都度お礼参りもされているのだが、直ぐに御神前
にてお詣りしてみると、先祖の墓が空中に出現した。しかし土台は無く何と云うことかと見れば、普通
は土台の上に墓石を乗せるのにその墓石は土台が消えていて墓石だけが空中に浮いた状態なのだ
しかも下は水が溢れている。これにも驚いたが、これは墓が傷ついていて水が土台に流れ込んで来
て壊れたのであろうと見て、伝えると、
 「えっ、そうなんですか?」と言われすぐに帰られた。そして1時間程経過すると電話があり、
 「もしもし先生、大変なことになっていました墓の土台がヒビ割れていて墓も傾き竿石も玉垣も拝石
もヒビ割れして一部は崖下に落ちていました」と知らせてくれた。そして、
 「先生本当にありがとうございました」と、お礼の電話を貰った。

150、相談に来ても心の内に秘めるものまで話すことはあんまりない、誰だって人に知られたくない
事はあるのだ。しかしそんな人でもその秘めている内容が見えてしまうことが幾度となく起こる。
 この人もそうであった。あまり詳しくこまごまとは記すことはできないが意図的に話す事はしないと
見た方が当然かも知れない。その事により悪夢から抜け出せないで相談に来ているのに・・・・・
 そこでブッタ切りでその現象を伝えた。どうなる・・・・
 勿論本人は驚いたが、しかしその悪現象を断ち切る決心が付かない。時間が経過するばかりで
ある。こちらもそんなに暇ではない、そのため決心が付いたらまた来るように伝えると当堂を後に
して行った。

151,  「夫のことで見て下さい」との相談であるが、顔の曇りが酷い、もう死神がそこまで迎えに
来ていることがわかる。この夫は仕事も真面目であり皆の信頼も篤く得ていたのだがいかんせん
人の世話事が多く、その為のストレスで病気にさせられたようなものである。そのことを説明すれば
 「はい、毎日人の世話で自分の時間がないくらいの生活でした」と妻は答えた。健康面には気を配
ってはいただろうが自分のことより他人のことが優先するのであろう。
 この迎えに来ている死神に対して降伏祈祷を掛けてと思うが依頼もされるわけでもなく依頼された
のは商売の事、売り上げのことなのである。
  従ってどうかと思うが一応伝えることにした。
 「それからですが、夫は体調も変化し易く今月・来月は警戒しないといけませんが・・・・」と。すると、
 「そうなんですか?そんなのが出ているのですか?それでしたらまた出直して参ります」と言い
帰られたが・・・次はないと見てしまった・・・・・

152、家族と親戚一同が集まっての来堂相談。「今年の皆それぞれの運勢を見て下さい」との事。
そのなかのひとりの人が道路を自転車で走っていると人が飛び出し衝突する姿が出現。そこで、
 「今年は自転車には注意して乗るか或いは乗らない方が良いみたいです」と答えた。
 今迄も何回も運勢を的中させている為に皆で来堂しているのだろうし、危ない月日を聞いて帰ら
れた。しかし、常に注意して速度も出す運転はしなかった為か衝突はしたがお互いに擦り傷位の
軽い怪我で済んだことの報告があった。

153, 大分昔になるが街での印象に残る相談である。その日はお客が幾人も来て並んでいた為
少しでも早く占断を済ませる必要があった。そんな時行灯のろうそくも燃え尽きてしまい薄暗い
場所が余計に暗くなった。もう店舗も閉店しているため買うことも出来ずに困っていた。そして次
に来た相談者が何とろうそくをわけてくれたのである。これには驚いて、また有り難くお礼を言う。
 聞けば信仰をしているらしく消えた行灯に目が行くのも不思議ではない。しかも先程まで街で買
い物をしていたようで線香とろうそくも購入したのだ。申し訳なくお礼も伝え今後は神仏任せでは
あるようだが応援が起き出し願望も年内には成就するとの教えが出たため伝えると、非常に喜ば
れて帰って行かれたのを思い出した。

154, 「友人から紹介されて来ました、よろしくお願いします」との相談者。直ぐに神前に通して話を
聞こうとしたらもう既にその霊現象が出たようだ。
 「もう長年手が震えてうまく動かせない、大事な時に思うように動かず代筆を頼んだりもしている
のです」と言う。
 御神前にて視てみればいきなりの武士の出現である。この人の家系は武士である。しかもそれ
だけではなく○○役人をしていて被害者の怨念がこの世の中まで怨みをはらそうと付き纏う姿を
今見せるのである。
 病院に行けば難しい病名を付けて永遠に通院させるだろうが簡単に治せるものでもないことは
明白である。修験道による祈祷でなければ治せるものではないことを告げると、
 「お願いします」とのことで暫くかかることを了解してもらい修法することになった。
 その後3ヶ月が経過したころ少しは軽くなり自分でもペンを持ち書けるまでになったのであと少し
ですよと告げたのであるが本人も理解していたのであるが、だいぶ回復した為かそれきり来堂す
ることがなかった。
 良くなりだすと人間には邪魔が入る・邪魔をする・三障四魔と云う魔物が存在するのである。
今迄も幾度も経験済みであるが、あと1回か2回で完璧と思われたのであるが仕方ない。ただ、
かなり回復した為手紙も書類も書けるようになった為、もうここまで治れば大丈夫と思ったからか
も知れない・・・・・

155、県外からの電話による相談。商売をされていて今後はどうかとのこと。「わかりました」と言い
神前でお聞きしてみれば厳しいかたちが出る。この侭厳しいですよ、と言ってもそれではそこ等辺
の占いと同じである。遠方から頼って相談されている重みがあるのだ。
 詳しく視れば、この人の嫁ぎ先では代々御先祖が商売に・家業に精を出して今の家業を大きくし
ていることがわかる。しかし今のやり方が気にいらぬようでその想いが足かせとなっていることが
わかる。そこで盛大に御先祖の追善供養をして行けばその御先祖の想いは軽くなると視た。
 そしてかかってきた電話にそのことを伝えると、
 「そうです当たっています、御先祖が何回か出てこられたのを見ました」とも言われた。今後は
軌道も良い方向に修正され賑わいも少しずつ取り戻されて行くと見た・・・・・

156、予約の相談者が来る、やはり厳しい顔をしている。と云うのは他所の信者と云うことだ。
 他所にて長く信仰していればそちらで解決してもらえれば良い筈であるが力量なしの霊能力
なしのとこなのであろう、しかしこちらに来てもそんないいとこばかりを持っていかれては迷惑な
のであるし、そんな人間には簡単に答えは出ない。
 あちこち渡り鳥のように飛び移り人生を、無駄な時間を過ごして行くのだろう。

157, 電話による相談、良く聞けば霊に憑依された老婆を霊からはずして欲しいと云うことの
ようだ。こちらが「はいはい」とでも言うと思ったのか?ならば余計な口を叩かずともお聞きす
れば良いものを。
 はずす験力も持たず口先ばかりの坊●か?相談されても心を見抜いてしまったので無理な
ことを話し電話を切った午後の祈祷院であった・・・・
 最近こう云うのが多い、賽銭を盗まれてその盗み男のことをそれで生計がたつならと言って
いたが、何も泥棒に金をやるために賽銭をあげるのではないのだ。それなのにそう言うて仏面
していたが後では意見されたのか被害届を出した、チャ坊●。

158、5歳の時の霊体験に端を発したことで縁あって霊能力者の先生のところに出入りするよう
になり今その先生と同じ仕事をしている。これも縁か宿命か?

 今日はどうしてもと頼まれて家と土地を見にいくことになった平成5年。
 信者の方からのお願いであるから引きうけた。着いてみると門のところに出迎えておられて
 「お世話になります、今日はほんとうに御遠方をすみません」と言われる。こちらも「いいえ」と
言い直ぐにその問題の家を拝見する。
 なんとも淋しく暗い家である。ここの奥さんはもう既に亡くなっていると視てすぐにこの奥さんが
想いをこの家に残し子供のこと、夫のこと等に未練を残して霊界に旅立つことができないでいる。
 そこで聞いてみれば「はい去年亡くなりました」と言われる。まだ8ヶ月なのだ。来たときブロック
横に出現した女性がそうだと視てすぐに線香を供えた。そして詳しく告げると、「そうです思いあた
ることばかりです」と言われた。
 それからこの亡くなりし奥さんの追善供養を行っていると再びこの奥さんが出現。やはり顔は
悲しみの顔であるが、こちらに、
 「どうかお願いします夫に子供達のことを頼みます、学校も頼みます」と訴えてきたのである・・・
 「伝えますよ心配いりませんよ」と伝えると安心したのかスーと消えて行かれた。今後は良い方向
に動いて行くので努力もして亡くなった妻の思いを叶えてあげて下さいと伝えた。本人もそのように
して行くとのことで安心して追善供養を終了した。
 終わった時には2時間以上が経過していた冬の出張であった。

159、世間の無知蒙昧の者は御神仏に1回手を合わせるだけで何でも願い事が叶うと思うらしい。
その人と相性の悪い神に参詣していてもそう思うらしい。戦国時代に敵と味方に分かれて戦いを
しているのにその相手方の神に詣ってどうして願いが叶うのか?神仏の世界はそんなに簡単では
ない。○○が境内に敵と味方を祀っているせいで分派を繰返している原因や、今でも分かれた関
係者の一部の者が法外な祈祷料金を巻き上げているのはこのせいであることを知らないのである。
 人間世界でも御神仏に願いを掛け、未だ叶わぬうちにまた次の神のところに行きまた願いを掛け
御神仏の渡り鳥・はしご掛けをしていた男女がいたが最後は走ってきた車と塀に挟まれ命を落とす
ところであった。これなど人間世界で考えてみてもすぐにわかると云うものだ。一生懸命に頼み事を
している人がまだ結果もでないうちに今度はそれを他の人に頼むと同じでこれには気分を害すであ
ろう。命は助かるも後遺症だけが残ると云う無残な結果になった実例である。
 一時は繁栄して金にも恵まれたが最後は金に苦労して仕事を3つも掛け持ちでしないと生活出来
ないようになった。これも実例として幾つもある。只、神を利用するだけの者は最後はこうなって行く。
 神官でも僧侶でも知らない者が多く要するに経験したことのない者には理解できないだろう。知らな
いから人に伝えることもできない。怖いことである・・・・・

160、 今日の大峯山での山岳修行も18年目に入った。岩に座りまだ膝が痛むが弱音と思われるの
も腹が立つので無言。時々先輩風を吹かせる奴がいるが霊能力もないくせに他人のことは気になる
らしい、こう云う男は先祖の懺悔でこうさせるのがはっきり視える。大阪あたりでも霊能力はないくせ
に常に知ったかぶりばかりしているのがいたが最後は信者からもバカにされ相手にされなくなった事
を聞いた。世の中には常識ばかりで解決することばかりではないからバカにされて当然である。
また、修行したから備わると云うものでもないから・・・・

 今日は少し苦労する方角からの修行を選択。小雨がふるので滑らぬよう慎重に動き登る。それから
今度は真言を唱えながら降りて行く。前回ドーンと音がした処に来たがやはり何か因縁臭い。
 それから夕刻近くに麓に着いて1軒しかない食堂にて遅めの昼飯に向かう。その時横で食事をして
人が運勢の話をしていてそれとなく聞けば何か間違いと思えることに話が進んでいたので、お節介で
あったがそれは本当はこうですよ、と訂正して教えてあげたら、なんと「見てくれ」との話になり、急遽
相談を引きうけることに」なった。その方角は西であるから今年は11月になってから動くべきことを告
げると意外にも納得され「聞いて良かったです」と感謝された。

161, 今夜も下通りの歓楽街でお客を待つ自分が居る。人通りはそれなりにあるが未だ誰も来ない。
時は昭和45年の秋・・・そこに「こんばんは、今日はこちらに出されていますか」と声がしたのでその
方向を見てみればY市でいつも相談をうけているお客である。
 「はい、こんばんは」と返事をすれば、「今日は用事があり熊本に来ましたのでまた見て下さい」と
言われる。聞けばまた妻のことである。まだ体調が良くないようである。前回も話したのであるが、
病院で詳しく検査をするように話してはいるが本人が行かなきゃどうしようもない。民間療法も良いが
やはり検査をしないことには良くないのでまた同じ答えになる。そこで、
 「一緒に行くようにされると奥さんも少しは安心されると思いますのでどうでしょうか?」と伝えると
 「そうですね、仕事も忙しいのですがそんなのが出ているのであればそう伝えることにします。それ
ではこれ」と言うと見料を机に置いて帰って行った。

162, 非常に困った様子の相談者、しかしすぐにわかったその原因が・・・・そこで詳しく聞いてみれば
他所の寺か神社のようなところに相談に行くも最後には家・土地の話になり、
「その名義を自分に変更しないと良くならない」と迫ったと言う。名古屋でも夫婦でこの手の騙し盗り
事件が何件も起こり最後は逮捕になったが、熊本でも同じようなことが起きそうであった。法務局迄
話が進んだが最後は名義が変えられず相手の詐欺師が断念させられたから事件にならなかった
のである。建物などの外観で判断する日本人には騙され易い原因になる・・・・・
 良くなろうとしているのに逆に犯罪の被害者になるところであった。
 過去にも似たようなことが何件もあり追求され協力者と共にその都度相手を追及して解決してきた
が未だにあちこちの町や田舎のあちこちにこのような者が潜んでいるので良く見て進むことが重要で
ある。
 近年の会社にもネットで被害者が網に罹って来るのを待ち構えている。占い関連だけではなく特に
ドメイン販売や名前ドットやエコサイトや通販そしてpayカード等には注意しないといつのまにか騙し
盗られる被害に遭う。

163、今日は1ヶ月振りに住職を訪問した、しかし生憎と体調が優れずとのことであり仕方なく帰ること
にした。するとそこにひとりの訪問者。何か悩みがあって来たようだ。しかし住職は体調が悪く言われ
る侭私がお引きうけすることになった。
 お顔を拝見してすぐ霊障害があることを見抜いたので伝えると、
 「もう去年からです、最近は変な声まで聞こえてきます」と言う。これでは精神的にも不安定になり
その内寝込んでしまうと視たので、
 のめり込んで蛇のサワリをうけていることを教えた。人は何にも知らずに金・金・カネ・カネと執着し
て行き最後はこの蛇神眷属に操られて行くのだ、自分では気付かぬうちにサワリをうけてしまうのだ。
 そこで住職祭祀の不動明王尊にはずしてもらうことをお願いしたらしばらくすると、
 「御蔭で軽くなりました」ありがとうございました」と言われ、問題が解決してしまった・・・・
,住職も最後は孤独で淋しい別れになったのかもと考えた小雪降る寺院であった・・・・・

164 いつも来る人が相談者を連れて来た。挨拶もそこそこに話を聞けば、「家の中で物音がする」と
言う。それは夜中の出来事であり決まって2時か3時とのこと。気味が悪いがどうしようもなく今日にな
ったとのこと。相談する人もいなく今日ついて来て貰いましたとのこと。
 拝見して見れば男がいて廊下を往ったり来たりしている。これは葬儀のときに積み残した物があり
それを探しているようだ一緒に棺に入れてしまえば良かったのであるが入れ忘れたのであろう・・・
 そこでそのことを話して○○を○○すれば改善しますよ、と伝えて今回の相談は終了した。

 翌々日に電話がかかり御蔭で音は無くなりました、ありがとうございました、との報告があった。


165 「初めてお伺いします」と言い来堂される。神前に通して話を聞くことにした。顔色は良くなく衰運
漂う人相でありこれから死をも覚悟しているかと観た。
 やはりそうであったか夫からも逃げられ生活にも困窮してどうしようもない状態、幼い子供がいては
働くことも出来ずとことん困窮し病弱の身。このままでは皆心中するしかないと言う・・・・
 国の制度や県の援助の制度を利用できることがあることも話すと、少しは安心したのか顔色にも
変化が現れる。

生まれてこのかた波乱の人生、身弱の命。帰りは役所に行くよう勧めた・・・・

166 「 私はどこに行っても仕事が永続きせず困ってます、自分では今度こそと思うのですが、いつも
変な風に動かされ最後は行き難くなりとうとう辞めることになるのです」と話される。顔にはこの人の悪
因縁が立ち塞がる。そこで詳しく神前にてお聞きしてみると、
 この人の家系には○○で○○をして苦しんだ人がおりその悪現象が消えていないことがわかる。
そこでそのことを説明してあげると驚き「そうなんですね」と言い、この場で悪因縁を切ることになった。
 そして1時間後 「なんか身体が軽くなった気がします」と言われ様子を見ることになった。
 それから1年経過後にまた来堂されて、「あの時はお世話になりました今の職場はとても働き易くて
今度は長く働けそうで安心しました」と、報告してくれた・・・・

167 「実は妹が去年亡くなりましたがその時のことは詳しくはわからず今となってはどうしようもありま
せん、できればその原因や今考えていることまでわかれば見てもらえますか?」との相談。

 そこで「わかりました」と言い御神仏にお聞きしてみました。まだ20代で亡くなるとのことで答えは出
たのである。
 「この人には交際している人がいました、そしてそのことが原因で亡くなりました」と、伝えたのである。
 それを聞いたその人は「凄い!」と言い的中したのであった・・・・・しかし知っていたが隠して聞いて
きたのであった。
 「一所懸命に御供養しなければなりません」とお伝えした。

168  ある日ひとりの男性がやって来た、そしてその人が言うには、
 「私は今から40年前にこちらで見ていただきました」とのこと。そして続けて言うには、「その時に、
あなたは多くの人達の話を聞く立場に立ちます」と言われたとのことを話し出したのです。
 その時にはそんなに気にも留めないでいたのですが時が流れて40年、今では毎日多くの支援者の
人々の意見に耳を傾けその人達の話を聞く立場に立てたことを懐かしく話されたのでした・・・・・

 このことをお聞きしたとき当時の判断が間違っていなかったんだと思った一日であった・・・・・

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