相談実例94  

 この仕事を始めて間もない頃から20代の頃を振り返ってみれば相談者が年配の場合は半信半疑の
心を持っているのがわかる。
当然だろう自分の子供や孫のような者に答えをだされるから・・・・・しかし的中させればそんなことは
関係ない、またふとした時に再来するのだ。

 それが今こうして歳を重ねてしまうと御年配の人まで来るようになる、
やはり複雑な相談や夫婦間、愛人、霊障問題などを普通は、若い者には相談しない。

 さて、電話での相談・・・・
 「家の中が不幸続きで困っています、なんとかお願いできませんか?」と、とても丁寧な電話が掛かる。
そこで答えを出すために時間を置いてまた掛けてもらうことにした。

 そのときの電話ではこの母と息子との二人暮らしとのことであったがそのようには思えなかった、つまり
この母にいる愛人のことで息子とおかしくなっていると読んだのだが果たして・・・・・

 御神前にて歓喜天尊及び役行者尊にお聞きしてみると、働く母、それに比較してたまにしか仕事を
しない息子、それにこの愛人の男の絡み合いが出現したのである。色々息子に言っても成人前の
子供である、馬鹿ではない、
しかし母も女でいたい
仕事で張り詰めてばかりいれば安らぎを求めたくなるのは自然の流れであろう。

 1時間後の電話で答える、
 「やはり子供さんも気付いていますよ男性の事は」と言えば
 「えっ、」と言い暫し空白の時間が流れる、そして、
 「やはりわかるのですね」との返事である。 それで、
 「今後の対処方法は少し時間を置いてから男性とのことをはっきりさせる必要があります、・・・・を
・・・・・してそして・・・・・・・」と伝えた。

 気持ちが楽になったのか、
 「ありがとうございました」とお礼の挨拶をされると電話は切れた・・・・

相談実例95 

来客である、出てみれば男性の相談者直ぐに上がってもらう。しかしその人を捉えた自分がいる。
やはり信仰を志す人にはその姿はわかるのである。

 最近何か祟りをうけているのでしょうか?との相談である。光栄なことである、今までも何人もの信者、
行者、住職、僧侶、果ては霊能者と言われる人より相談はうけてきた、悩みは誰でもある。
 一般の人よりも信仰心ある・信仰の世界に身を置いている人を視た方が答えがはっきりと出る場合
が多かったかも知れない?

 そこで御神前でお聞きしてみるとこの人のお祀り所で川が流れているところがある、その場所が去年
より流れが変化し、別なところを通る流れになってしまった。そして、
今お祀りしてある仏像の祀りかたが良くない息が停滞の形など・・・・・出現・・・・・

 それを伝えると思い当たることがあるらしく
 「わかりました、そうなんですね」と言われると、急いでお礼を言われ帰られた。

 良くなることを期待してまた来られることを楽しみに見送った。


相談実例96
いつも相談者を連れてくる人がいた。その人は占いができる人でいつも知人
友人をみていたが大事な時や一生の問題など複雑な相談があると相談者を
連れてきていた。

只いつも言われるのは、自分たちはいつも苦労する、どうしてこんなに苦労するのかと。
人のがわかるなら自分のが解らない事はないのだが。そして当堂のことを苦労無くて
ほんとにいいですね?と。?
 そして連れてきた相談者がいつも部屋でおかしなことがあるので見て欲しいとのこと。

 神前にてお聞きするとこの人には母が二人いることがわかる、成程この亡くなった母、
実母が供養を欲しがる姿が出現・・・・・そこでそのことを伝えると、
 「やっぱりですね、そうかも知れないと思っていました」との返事、しかも来月はご命日
らしい、相談が終わると二人ともお礼を言われ帰られたが、その目には涙が光っていた・・



相談実例97

当本部では信頼されて来られるひとのみ相談を享けているため来られる人も限られる、従って相談者
との信頼関係は他所の比では無い。また相談するということは相手への信頼関係がないとできるもの
ではない。

 時々来る人からの相談。
 「最近体調が悪く何かサワリがありますでしょうか?今日はお願いに来ました」と言われる。

 相談される人は全てをこちらに話す訳ではなく半分は隠して?言うので、適当なことを言えば
 「なんーだ」となり、即信頼を失い職業まで失うことになるしそう云う店舗、占い屋が幾つも存在していた・・・・・

 さてこの相談者信仰心は高いが一度思い込んだらまっすぐな点があるのだ。それで慎重に拝見する為
御神前でお聞きして視ると、

 家の中が昔の状態で出現して、つまり昔の囲炉裏がありそこで暮らす夫婦、そしてその囲炉裏に鍋を掛
けて夕飯の準備をしている姿。しかしもう亡くなりし夫婦、つまり曽祖父曾祖母はいない。いないが思いは
残り伝えて来る。

 そこで出現した現象など話すと、
 「そうでしたか、家を2年前に建て直したためその囲炉裏のある部屋や台所も壊してしまいました」と
話される。

 家は立派に出来上がったがやはり昔の人の残念な思いはこうして伝わり原因不明な現象をもたらすことが
あるのだ。御祈祷して許しをお願いした。

 それから「体調も元のようによくなりました」とのお礼の電話があった。


相談実例98

 信者の方が相談者を連れて来た、聞いてみると
 「病院に行くのですが直ぐまた調子がおかしくなり良くなりません、どうしてでしょうか?」との相談で
ある。

 当本部は自慢する訳ではないが医師からの相談もある、全頼という訳でもないだろうが、結果を出すので
信頼はされるようだ。
しかし人前では科学科学と言う・・・・・・ようだが、医者も信頼されないと藪医者と言われる。

 そして視てみると何かが邪魔をしている、良く視れば幼い子供である。この相談者は子供をひとり
亡くしているのがわかる。そこで聞いてみると、そうだとの事。辛い過去を思い出させたが原因がわかっ
たので仕方ない。それで完全に成仏させるために御供養の件を話し修法することにした。

 
法力も験力も持たない者がする供養など死者の想いを逆なでして悪い現象を引き起こすなど知る由も
ないだろう・・・・・・

 それから半年連れて来た人に聞いたら今は勤めに出て以前より明るくなり身体も良くなった、と聞いた。


相談実例99

 運命が良くなるか、或いは今まで通り変わらぬか、これはその人の不運の本質を観れるかどうかにもよるが
その半分以上はその人の性格も関係している。
 こちらが当てようと外そうと
関係無しにそれをどう受け留めるかもあるのだ。心の捻じ曲がった人にはとても理解することなど難しい。
だったら初めから来ないほうが良いと思うが。

 その日は少し忙しく息つく暇もないような感じであった。そしてどうしても見て下さいと信者の方が連れ
て来た相談者。見ればまだ若く今年21歳とのこと。そこでご神前で話しを聞くことにしたが。

 本人より連れて来た人の方がよく話す・・・・・・
 つまりは結婚に悩んでいるが相手があんまり評判の良くない人でどうしたら良いかとの相談。

 来たときよりは少しは話すがやはり自分の人生である、人に依頼心ばかり持っていれば何れは自分の
これからの人生は依頼心の大きいもので送ることになろう。きちんと自分の考えを言い、そしてその中で
これからの対策を考えて行くことが本来の貴女の人生と思う、と伝えると、
 「はい、そうですね」
との返事があったので、この男性との今後を伝えたのであった。


相談実例100


 
「見て下さい」と予約の相談者、直ぐにご神前に通すとこの人に思いを寄せる男性が見える、しかも
年齢差があるように見える。座ってから良く話しを聞いてみれば、最近夜になると眠れない日が続き仕事に
も影響が出るようになっているとのこと。

 そこで御神仏にお聞きしてみると、過去にこの女性が職場の男性と交際したことがあり今は別れて別な
会社に入り頑張る姿であるが、この人に想いを寄せる男性は誰なのか?

 その男性の想いがこの人に憑依して苦しめている。そこで年齢のことなど話してみると、行きつけの店が
あり、どうもそこの経営者であることがわかった。

 そこでもうその店には行かないようにし生霊を飛ばされないように調伏祈祷を行うことにした。

 それからは良くなったのか頑張っていますと明るい声でお礼の電話が聞こえてきた。



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相談実例108〜111、


    
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